東大メタバース工学部、ジュニア講座「気候変動の防止」

 東京大学メタバース工学部は2024年1月21日と28日、全2回のジュニア講座「気候変動の防止に向けたCCSと、地球のダイナミクス」をオンラインにて開催する。締切りは1月14日。

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気候変動の防止に向けたCCSと、地球のダイナミクス
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 東京大学メタバース工学部は2024年1月21日と28日、全2回のジュニア講座「気候変動の防止に向けたCCSと、地球のダイナミクス」をオンラインにて開催する。締切りは1月14日。

 東京大学メタバース工学部のジュニア講座として今回開催する「気候変動の防止に向けたCCSと、地球のダイナミクス」は、 東京大学の環境・エネルギー分野の研究に取り組む教員が集まる「エネルギー総合学連携研究機構(CROCES)」の所属教員が講義を担当する。当日は、東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻の辻健教授が、二酸化炭素(CO2)の削減、地震や火山噴火の予測に向けた取組みを紹介する。

 1回目となる1月21日は、地球を使ったCO2の削減(CCS)がテーマ。人間活動によるCO2の排出増加によって、大気中のCO2濃度は産業革命前に比べて約1.5倍と急激に増加している。この危機的な状況に対して、日本は2050年にカーボンニュートラル(CO2排出ゼロ)を目指しているが、現状として決定的なCO2削減方法はないという。そこで、講座では近年注目されているCO2を地下に貯留してCO2を削減する方法(CCS)の概要と、探査技術を用いて安定的にCO2を貯留する方法を説明するとしている。

 2回目の1月28日は、地震や火山噴火の予測に向けた取組みを紹介。最近の研究では、地震や噴火が発生する仕組みや、発生しやすい時期などが明らかになってきている。授業の一部では、メタンハイドレート開発や宇宙開発への適用など探査技術の凄さも紹介するという。

 受講の際、事前知識やスキルは必要なく、パソコンからZoomにログインできれば誰でも参加可能。定員はなし。締切りは1月14日午後11時59分。申込みは、Webサイトより行う。

◆気候変動の防止に向けたCCSと、地球のダイナミクス
日時:
<第1回>2024年1月21日(日)16:00~17:30
<第2回>2024年1月28日(日)16:00~17:30
形式:オンライン(Zoom)
対象:パソコンからZoomにログインできる人であれば誰でも参加可能
定員:なし
申込締切:2024年1月14日(日)23:59
申込方法:Webサイトより申し込む
※受講者への連絡は2024年1月15日(月)ごろを予定

《いろは》

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