お年玉、8割以上は現金希望…キャッシュレスは少数派

 エイチームライフデザインは2023年12月21日、お年玉・贈り物のキャッシュレス化に関する意識調査の結果を公表した。7割超の人がキャッシュレス決済を利用しているが、お年玉は8割以上が現金を希望し、「お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝い」のキャッシュレス化を望む人は多くないということがわかった。

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2023年11月末時点で、キャッシュレス決済を利用していますか?
  • 2023年11月末時点で、キャッシュレス決済を利用していますか?
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  • 2024年のお年玉は、どのような形であげる予定ですか?
  • 2024年のお年玉は、どのような形でもらいたいですか?
  • お年玉をあげる側の人へ「現金」と回答した一番の理由は?
  • お年玉をもらう側の人へ「現金」と回答した一番の理由は?
  • お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝いにおいて、キャッシュレス決済ができるようになってほしいと思いますか?

 エイチームライフデザインは2023年12月21日、お年玉・贈り物のキャッシュレス化に関する意識調査の結果を公表した。7割超の人がキャッシュレス決済を利用しているが、お年玉は8割以上が現金を希望し、「お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝い」のキャッシュレス化を望む人は多くないということがわかった。

 調査は、暮らしの「まよい」を解決する情報メディア「イーデス」にて2023年11月29日と30日、インターネットで実施した。対象は、お年玉をあげる側である30歳以上の男女、お年玉をもらう側である15~24歳の男女で有効回答数は800名(お年玉をあげる側400名、お年玉をもらう側400名)。

 2023年11月末時点で、74.5%の人がキャッシュレス決済を「利用している」と回答した。利用している人に利用しているキャッシュレス決済を聞いたところ、最多は「QR コード決済」65.4%で、ついで「クレジットカード」58.6%、「電子マネー」56.9%という結果となった。メインで利用しているキャッシュレス決済も、同様に1位「QRコード決済」42.3%、2位「クレジットカード決済」33.9%、3位「電子マネー」14.1%となった。

 2024年のお年玉について、あげる側の88.0%、もらう側の83.3%が現金を望んでいることがわかった。お年玉に「現金」を選んだ人に一番の理由を聞いたところ、あげる側が「日本の伝統的な習慣だから」28.7%で、もらう側が「今まで現金でもらっていたから」35.7%という結果となった。

 お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝いのキャッシュレス決済については、お賽銭・冠婚葬祭費では60%以上、成人祝いでは約半数の人が「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と回答した。最後に、お祝いする場面において今後キャッシュレス対応したいものを聞いたところ、「特になし」60.0%の回答が大半を占める結果となった。対応したいものとしては「誕生日プレゼント」21.6%、「クリスマスプレゼント」16.5%が多い結果となった。

《中川和佳》

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