神奈川県は2024年1月16日、2024年度（令和6年度）に実施する秋季1種試験の見直しについて公表した。行政はSPI3と自己PR動画（録画面接）を導入し、技術系（総合土木、電気）の大卒程度区分は受験年齢を引下げ、大学3年生から受験可能になるという。
神奈川県は2024年1月16日、本格的な人口減少社会を迎える中、複雑・多様化する行政課題に取り組む人材を確保し、質の高い県民サービスを提供するため、2024年度（令和6年度）に実施する秋季1種試験を見直すという。
見直しにより、新規大卒者をおもな対象とした採用試験において、多くの民間企業で使用されているSPI3と自己PR動画（録画面接）を導入する。これにより、公務員試験対策が不要となる。また、第1次試験はオンラインで実施されるため、会場集合は第2次試験の1回のみとなる。
技術系（総合土木、電気）の大卒程度区分の受験可能年齢は1歳引下げられ、大学3年生から受験できるようになる。2025年（令和7年）4月1日現在で21歳～30歳の人が受験可能で、学歴要件はないとしている。
申込期間は2024年8月下旬～9月中旬。第1次試験について、行政は2024年9月中旬～10月中旬、総合土木・電気は2024年10月27日。第1次試験合格発表は、11月上旬、最終合格発表は12月20日を予定している。
試験種目やスケジュールは現時点での予定であり、今後変更となる場合がある。詳しくは、2月公表予定の試験日程と4月公表予定の受験案内を確認するよう周知している。そのほか、採用試験・選考情報や説明会の申込方法は、神奈川県職員採用ホームページにて確認できる。
