宮城県教育庁は2024年1月17日、2024年度（令和6年度）宮城県公立高等学校入学者選抜に係る出願希望調査結果を公表した。全日制課程68校の平均志願倍率は1.00倍。学校別では仙台南（普通）2.07倍、仙台一（普通）1.85倍、宮城農（食品化学）1.85倍などが高かった。
出願希望調査の対象は、県内の国公私立中学校201校と義務教育学校4校、中等教育学校1校、特別支援学校中学部18校、県境隣接地域協定に係る中学校（岩手県16校と福島県8校）の計248校。調査期間は2024年1月10日から12日。
中学校卒業予定者数は、前年同期比299人減の1万9,689人（2023年5月1日時点）。全日制課程68校の募集定員1万3,640に対する志願者は1万3,656人。志願倍率は1.00倍で、前年同期より0.02ポイント低下した。
学校別の志願倍率は、仙台南（普通）2.07倍がもっとも高く、仙台一（普通）1.85倍、宮城農（食品化学）1.85倍、宮城農（生活）1.83倍、泉（普通）1.67倍と続いた。
このほかのおもな学校・学科は、仙台二（普通）1.23倍、宮城一（普通）1.54倍、宮城一（国際探究・理数探究）1.28倍、仙台二華（普通）1.10倍、仙台三（普通）1.58倍、仙台三（理数）1.15倍、仙台向山（普通）1.01倍、仙台向山（理数）0.78倍、泉館山（普通）1.25倍、宮城野（普通）1.35倍など。
2024年度宮城県公立高等学校入学者選抜は今後、第1次募集の出願を2月13日から2月16日午前11時まで受け付け、3月5日に学力検査、学力検査終了後または翌日3月6日に面接などを実施する。追試験の学力検査は3月8日、面接などは3月8日または3月11日。合格者発表は3月14日午後3時。
