長野県教育委員会は2024年1月19日、長野県立高等学校入学者選抜における追検査の対象者の拡大について公表した。新型コロナおよびインフルエンザ罹患に限定していた現行の対象者から、災害・事故なども対象となる。適用は2024年度（令和6年度）入試より開始。
長野県教育委員会は、より多くの受検者の受検機会を保障することを目的に、県立高校入学者選抜の後期選抜（一般選抜）における追検査の対象範囲をこれまで以上に広げると発表した。
対象者は、現行の「新型コロナウイルスまたはインフルエンザに感染し、重症化したことにより、学力検査当日に受検できなかった者」から、「身体・健康上の理由や災害・事故など、本人に帰責されないやむを得ない事由により、学力検査当日に受検できなかった者」に拡大される。
これにより、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症のほか、月経随伴症状などの体調不良、自然災害、検査会場に向かう途中の事故・事件に巻き込まれた場合でも追検査の対象となる。
対象拡大は2024年度の入学者選抜から適用。2024年度入学者選抜の後期選抜は、2月20日から22日に志願、2月26日から29日に志望変更を受付。3月6日に学力検査、3月19日に合格発表を行う。追検査は3月14日に実施、合格発表は後期選抜と同日に行う。
