【大学受験2024】河合塾、入試難易予想ランキング表1月版<国公立文系>

 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付が、2024年1月22日に開始された。河合塾が1月17日に更新した最新の「入試難易予想ランキング表」によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の文系では、東京の文科一類・文科二類・文科三類および一橋(社会-社会)の86%が最難関となっている。

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 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付が、2024年1月22日に開始された。河合塾が1月17日に更新した最新の「入試難易予想ランキング表」によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の文系では、東京の文科一類・文科二類・文科三類および一橋(社会-社会)の86%が最難関となっている。

 入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインをボーダーラインとし、2024年1月現在のボーダーライン予想は、前年度の入試結果と今年度の「共通テストリサーチ」「全統模試」の志望動向を参考にして設定している。最新版となる1月17日更新分の入試難易予想ランキング表は、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」に掲載されている。

 国公立大学(文系)の大学入学共通テスト(前期日程)の文系の得点率をボーダーラインでみると文系全体では、東京(文科一類)(文科二類)(文科三類)と一橋(社会-社会)が86%と最難関。西日本では、京都(経済-経済経営理系)が85%で最難関。

 学部系列別にみると、文・人文学系は東日本が東京(文科三類)86%、筑波(人間-教育)(人間-心理)81%、筑波(人文・文化-比較文化)79%、お茶の水女子(文教育-人間社会科学)と都留文科(文-国文)78%。西日本では京都(文-人文)84%、京都(教育-教育科学文系)82%、京都(教育-教育科学理系)81%となっている。

 社会・国際学系は、東日本では一橋(社会-社会)86%、西日本では神戸市外国語(外国語-国際関係)77%が最難関。そのほか、横浜市立(国際教養-国際教養B方式)82%、筑波(社会・国際-国際総合)81%、筑波(社会・国際-社会)と横浜国立(都市科学-都市社会共生)80%など。

 法・政治学系は、東日本が東京(文科一類)86%、一橋(法-法律)82%、筑波(社会・国際-社会)80%、東京都立(法-法)78%。西日本は、京都(法)83%、大阪(法-法)(法-国際公共政策)79%、金沢(文系一括)と名古屋(法-法律・政治)、神戸(法-法律)76%など。

 経済・経営・商学系は、東日本が東京(文科二類)86%、一橋(商)82%、一橋(経済-経済)と横浜市立(国際商-国際商B方式)81%、筑波(社会・国際-社会)と横浜国立(経営-経営DSEP)80%。西日本は、京都(経済-経済経営理系)85%、京都(経済-経済経営文系)84%、大阪(経済-経済・経営)80%など。

 教育(教員養成課程)では、東日本は東京学芸(教育-中等-数学)、西日本は金沢(文系-一括)が共に76%で最難関。教育(総合科学課程)では、東日本は東京学芸(教育-教育-カウンセリング)(教育-教育-多文化共生教育)71%、西日本は広島(教育-科学-数理系)75%が最難関となっている。

 国公立大学の2次試験(個別試験)の出願受付期間は、1月22日から2月2日まで。前期日程は2月25日から、中期日程は3月8日以降、後期日程は3月12日以降に試験が行われる。

《畑山望》

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