【大学受験2024】国公立大学の志願状況(1/26中間発表)前期0.4倍

 文部科学省は2024年1月26日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月26日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.4倍、後期日程が1.0倍、中期日程が1.5倍。願書は2月2日まで受け付ける。

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令和6年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況(2024年1月26日10時現在)
  • 令和6年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況(2024年1月26日10時現在)
  • 令和6年度国公立大学入学者選抜学部系統別志願状況
  • 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等数
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)国立
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)公立
  • 高倍率の上位10学部等(日程別)公立

 文部科学省は2024年1月26日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月26日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.4倍、後期日程が1.0倍、中期日程が1.5倍。願書は2月2日まで受け付ける。

 2024年1月26日10時現在の志願状況によると、国立(前期)は募集人員6万3,642人に対し、志願者数が2万8,653人で、志願倍率が0.5倍。国立(後期)は募集人員1万2,628人に対し、志願者数が1万3,465人で、志願倍率が1.1倍。公立(中期)は募集人員2,400人に対し、志願者数が3,650人で、志願倍率が1.5倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,809人に対し、志願者数が5万5,102人で、志願倍率が0.6倍。なお、前年度(2023年度)の確定志願倍率は4.3倍だった。

 学部系統別の志願倍率は、「人文・社会」0.6倍、「理工」0.5倍、「農・水産」0.5倍、「医・歯」0.6倍、「薬・看護」0.5倍、「教員養成」0.3倍、「その他」0.7倍。2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学は、国立が1大学2学部、公立はまだない。

 前期選抜で倍率が高かった大学・学部等は、国立が東京芸術大学(美術)7.7倍、東京工業大学(情報理工学院)2.1倍、同(理学院)2.0倍など、後期は、お茶の水女子大学(生活科)8.7倍、同(文教育)7.0倍、京都大学(法)7.6倍など。公立大学は、前期が周南公立大学(経済経営)2.2倍、後期は周南公立大学(人間健康科)9.5倍、愛知県立大学(看護)8.2倍など。

 国公立大学の2次試験(個別試験)出願は、1月22日から2月2日。例年、2月に入ってから出願ピークを迎える。前期日程は2月25日から、中期日程は3月8日以降、後期日程は3月12日以降に試験が行われる。

《川端珠紀》

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