大学入試センターは2024年2月5日、大学入学共通テスト（旧センター試験、以下、共通テスト）の実施結果の概要を発表した。受験者数は45万7,608人、受験率は93.03％、平均受験科目数は5.67科目。各教科・科目の平均点などについても最終発表した。
2024年度（令和6年度）共通テストは、志願者数が49万1,914人、受験者数が45万7,608人、受験率（受験者数／志願者数×100）が93.03％。受験率は前年度（2023年度）の92.48％と比べて0.55ポイント増加した。平均受験科目数は5.67科目だった。
大学入試センターの最終集計によると、本試験の各教科・科目の平均点は次の通り。
「国語」は116.50点。
「地理歴史」は世界史Bが60.28点、日本史Bが56.27点、地理Bが65.74点。
「公民」は倫理が56.44点、政治・経済が44.35点、現代社会が55.94点、倫理／政治・経済が61.26点。
「外国語」は英語（リーディング）が51.54点、英語（リスニング）が67.24点。
「理科1」は物理基礎が28.72点、化学基礎が27.31点、生物基礎が31.57点、地学基礎が35.56点。
「理科2」は物理が62.97点、化学が54.77点、生物が54.82点、地学が56.62点。
「数学1」は数学Iが34.62点、数学I・Aが51.38点。
「数学2」は数学IIが35.43点、数学II・Bが57.74点。
共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学数は864大学。内訳は、国立大82、公立大95、私立大530、公立専門職大2、私立専門職大8、公立短大13、私立短大134。前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より行われる。
