神奈川県教育委員会は2024年2月7日、2024年度（令和6年度）神奈川県公立高等学校一般募集共通選抜などの志願変更締切時志願状況を公表した。全日制課程の確定平均競争率は前年度比0.01ポイント増の1.18倍。学校別では横浜翠嵐（普通）2.14倍がもっとも高い。
2024年度神奈川県公立高等学校入学者選抜は、一般募集共通選抜の出願を1月24日から31日まで、志願変更を2月5日から7日まで受け付けた。2月7日時点の平均競争率は全日制課程1.18倍（前年度1.17倍）、定時制課程0.52倍（前年度0.49倍）、通信制課程0.45倍（前年度0.38倍）。
全日制課程では、横浜翠嵐（普通）2.14倍の競争率がもっとも高く、横浜市立横浜サイエンスフロンティア（単位制理数）1.67倍、川崎市立橘（国際）1.64倍が続いた。一方、共通選抜募集人員に満たなかった学校は、県立29校 市立2校の計31校で、欠員数は1,435人となった。
このほか、各学校の競争率は、柏陽（普通）1.39倍、横浜緑ケ丘（普通）1.59倍、多摩（普通）1.63倍、厚木（普通）1.41倍、川和（普通）1.25倍、相模原（普通）1.25倍、湘南（普通）1.63倍、平塚江南（普通）1.23倍など。
一般募集共通選抜は今後、学力検査などを2月14日、面接および特色検査などを2月14日～16日、追検査を2月20日、合格発表を2月28日に行う。なお、一部の学校では、2月19日が面接と特色検査日となる場合もある。
