大阪府は2024年2月16日、2024年度（令和6年度）大阪府公立高等学校特別入学者選抜等の志願者数（最終）を公表した。全日制課程の専門学科は平均競争率1.12倍で、岸和田市立産業の1.53倍がもっとも高かった。
2024年度大阪府公立高等学校特別入学者選抜は、2月14日と15日に出願を受け付けた（音楽科は2月6日・7日）。2月15日午後4時締切時点で、全日制課程の専門学科は、11校の募集人員1,082人に対して、志願者数1,209人で競争率は1.12倍となった。
各校の競争率は、岸和田市立産業（デザインシステム）1.53倍がもっとも高く、工芸1.28倍、大塚（体育）1.23倍、水都国際（グローバル探究）1.18倍、夕陽丘（音楽）1.15倍が続いた。このほか、港南造形（総合造形）1.08倍、桜宮（人間スポーツ科学）1.08倍、咲くやこの花（演劇）1.08倍、東住吉（芸能文化）1.08倍など。
全日制課程の総合学科（エンパワメントスクール・ステップスクール）は8校の募集人員1,560人に対して、志願者数1,475人で競争率は0.95倍。学校別では西成1.19倍がもっとも高く、成城1.06倍、和泉総合0.98倍、長吉0.95倍が続いた。
多部制単位制I部およびII部（クリエイティブスクール）並びに昼夜間単位制を設置する高等学校は、2校4学科の募集人員375人に対して、志願者数は260人で競争率は0.69倍。豊中高校能勢分校に係る入学者選抜の競争率は、能勢・豊能地域選抜が1.20倍、府内全域選抜が0.14倍となった。
特別入学者選抜は、学力検査を2月20日に実施、実技検査または面接を2月21日に行う。ただし、音楽科は視唱と専攻実技を2月17日、学力検査と聴音を2月20日に実施。総合学科は2月21日または22日のうちの1日で面接を行う。いずれも合格発表は2月29日。
