【高校受験2024】滋賀県公立高入試<国語>講評…難易度は標準

 2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。リセマムは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2024】滋賀県公立高入試<国語>講評
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 2024年3月6日(水)、2024年度(令和6年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,369人に対し、確定出願者数は6,727人、出願倍率は前年度と同じ1.06倍。

 リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<国語>講評
(京進 提供)

大問一 説明文「魚にも自分がわかる―動物認知研究の最先端」幸田正典 〔標準〕
大問二 説明文「俳句部、はじめました―さくら咲く一度っきりの今を詠む」神野紗希 〔標準〕
大問三 漢字、文法「子どもの思考力」滝沢武久、和歌「万葉集」「古今和歌集」 〔標準〕

 大問3題構成、大問一、二は文章と資料、生徒の話し合いで例年通りであった。本文の素材文量は例年通りだったが、大問一の資料が文字資料ではなくイラストのみだったため、読む量はやや少なかった。

 大問三では、昨年度は詩が出題されたが、今年度は和歌が出題された。和歌からは、発言部分を抜き出す問題、現代仮名遣いに直す問題、和歌の解釈を選ぶ問題が出題された。和歌の読解問題は1問のみであったので、大きく難度が変わった訳ではないが、古文や詩、短歌・俳句といった単元についても、 もれなく学習をしておく必要がある。

 作文は100字以上140字以内が1題で変化はなかった。記述問題は今年度もすべて字数指定があったが、大問一に100字以内という長い記述問題があった。その他の記述問題は40字以内が1問、50字以内が1問。合計約200字の記述問題に加え、作文を時間内に書き上げる必要がある。

 大問三の和歌以外の部分は、例年通り漢字の読み書き10問と語句・文法問題。必ず得点できるようにしたい。


 このレポートは2024年3月6日(水)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

 京進の中学・高校受験TOPΣは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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