【高校受験2026】山口県公立高入試、特色選抜を導入

 山口県教育委員会は2024年3月15日、中学生がより主体的に進学先を選択できるよう、山口県公立高等学校の入学者選抜制度を見直し、推薦入学に代えて、2026年度(令和8年度)入学者選抜から特色選抜を導入すると発表した。2023年度の中学1年生が対象となる。

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公立高校の入学者選抜に特色選抜を導入します!
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 山口県教育委員会は2024年3月15日、中学生がより主体的に進学先を選択できるよう、山口県公立高等学校の入学者選抜制度を見直し、推薦入学に代えて、2026年度(令和8年度)入学者選抜から特色選抜を導入すると発表した。2023年度の中学1年生が対象となる。

 山口県は、公立高校の入学者選抜に「特色選抜」を導入する。実施時期は2026年度(令和8年度)で、現在の中学1年生が対象となる。

 「特色選抜」は、志願者の目的意識や主体性を重視した入学者選抜制度。これまでの推薦入学に代えて、第一次募集(学力検査)の約1か月前に実施。合格内定になった場合、入学確約を条件としている。

 特色選抜と推薦入学との違いは、自分の意思で出願できること。推薦入学では、中学校長の推薦が必要であったが、特色選抜では「入学時に期待される生徒像」を各高校が定めた「アドミッション・ポリシー」と「出願要件」を満たせば出願できるという。

 出願要件は、各高校が定めた特色選抜に出願するための基準。山口県教育委員会が、選抜の前年の7月ころに公表する。なお、学習活動の実績として、「評定の数値基準」を示す場合もあるとしている。

 選抜は、すべての高校で面接を実施。志願する高校で求められる力や学科への適性などを確認するための「学校独自検査」を行う場合もあるとしている。検査は、小論文や実技検査、口頭試問や基礎学力検査、総合問題など、各高校が独自に実施内容を決定するという。内容は、出願要件と同時に公表される。

 山口県教育委員会は、「各高校の特色や魅力」を知ることができる「中学生のための学校紹介」というWebページを開設している。各公立学校などの紹介、体験入学の情報、高校の仕組みや部活動、入学者選抜の情報など、多くの資料が掲載されている。

《いろは》

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