共立女子大「ダブル・ディグリー制度」導入、KCCと協定

 共立女子大学は、2024年度からのダブル・ディグリー制度導入にともない、2024年2月22日にハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジと新たな協定を締結したことを発表した。本来、6年間かけて学位を2つ取得するところ、4年間で双方の大学の学位取得が可能となる。

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ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(通称:KCC)
  • ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(通称:KCC)
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  • ダブル・ディグリー制度イメージ

 共立女子大学は、2024年度からのダブル・ディグリー制度導入にともない、2024年2月22日にハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジと新たな協定を締結したことを発表した。本来、6年間かけて学位を2つ取得するところ、4年間で双方の大学の学位取得が可能となる。

 ダブル・ディグリー制度により、ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(以下、KCC)へ1年間の留学をすることで、共立女子大学(以下、KWU)の学士に加えて、KCCのアソシエイト・ディグリー(日本の短期大学士に相当)の取得が可能となる。留学して異なる学問分野について学ぶことは、相互補完的にKWUでの学びが深まることにつながる。視野が広がり就職競争力も向上する、質の高い留学を経験することができるという。

 参加する学生はKCCでリベラルアーツ科目群より履修を行い、国際的な視野をもち、世界で活躍するために必要な知識や経験の獲得を目指す。卒業後に海外で進学するステップとしても重要なステップとなる。本来なら6年間(KWU4年間+KCC2年間)かけて学位を2つ取得するところ、4年間で双方の大学の卒業要件を満たすことが可能。なお、所属する学部や単位修得の状況により、4年間で卒業ができない場合もある。KWUに在籍しながらKCCに留学するため、留学期間中のKWUへの授業料は支払い不要。

 学内で開講されるEnglish10(無償のライティング講座)を修了してから渡航するため、希望するKCCの授業を制限なく受講することができ、ダブル・ディグリー取得の実現可能性が高まるという。また、ダブル・ディグリー制度参加者を対象に、KWU独自の奨学金制度により、留学に要する費用をサポートする。

《中川和佳》

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