種子島「宇宙留学生」小中学生の参加者募集8/1~

 鹿児島県南種子町は2024年5月30日、令和7年度(2025年度)南種子町宇宙留学について公表した。募集期間は例年より1か月早い2024年8月1日から9月30日。留学生は原則1年間、南種子町で生活し町内の小中学校へ通う。

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南種子町宇宙留学
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  • 宇宙留学制度の概要

 鹿児島県南種子町は2024年5月30日、令和7年度(2025年度)南種子町宇宙留学について公表した。募集期間は例年より1か月早い2024年8月1日から9月30日。留学生は原則1年間、南種子町で生活し町内の小中学校へ通う。

 南種子町宇宙留学制度は、南種子町内の小・中学校に転学等を希望する児童生徒を、地域の協力のもと受け入れ、南種子町の豊かな自然の中での体験活動を通して心身共に健康な児童生徒の健全育成を図ることが目的。児童生徒は親元を離れて、日本で一番宇宙に近い島「種子島」で生活し、南種子町内の小中学校へ通うという。

 南種子町宇宙留学制度には、里親留学と家族留学、親戚留学の3つがある。里親留学は小学2年生から中学3年生が対象で、南種子町が委嘱する里親のもとで1年間留学を実施。家族留学は小学1年生から中学3年生が対象で、南種子町内にある住宅に家族で1年間留学する。住宅については、令和6年度(2024年度)に新築された移住定住促進住宅に住むこととなっており、宇宙留学連絡協議会事務局が指定する。親戚留学は小学1年生から中学3年生が対象で、親戚限定の留学となる。南種子町内の親戚(3親等以内)のもとで、1年間留学を行う。

 守ってほしいこととして、応募をする際は、子供だけでなく家族の総意のもとで決断することや、留学生の決定通知後、1月10日以降の辞退はしないことと記されている。学級編制基準に基づき、児童生徒数で学級数や教員数が決定することとなっており、赴任する教員は鹿児島県本土から引っ越しをすることになるため、決定した留学生が新年度の間際に辞退すると学級数が減る場合があり、迷惑をかけることになるためとしている。

 留学期間は原則1年間。実施要項や申込書・健康状況調査票などの各種様式は準備中。詳細は、Webサイトにて確認できる。

《いろは》

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