保護者の約半数、夏休み中「子供にストレス」明光義塾調べ

 明光ネットワークジャパンは2024年6月20日、「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」の結果を発表した。中学生の夏休みの予定1位は「部活・クラブ活動」、2位「家族旅行」、3位「塾の夏期講習」。夏休みの宿題の生成AI使用は保護者の4割以上が否定的であることがわかった。

生活・健康 保護者
中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査
  • 中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査
  • あなたは夏休みの期間中、子供に対してストレスを感じることはある?
  • (ストレスを感じる人へ)あなたは何に対してストレスを感じている?
  • 子供の今年の夏休みの予定は?
  • 今年の夏休み、子供に生活面で望むことは何?
  • 夏休みの宿題や課題に生成AIを使用することについてどう思う?
  • 昨年の夏休み、あなたの子供の夏休みの過ごし方は?
  • 昨年の夏休み、あなたの子供の夏休みを有意義に過ごしたと思う?

 明光ネットワークジャパンは2024年6月20日、「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」の結果を発表した。中学生の夏休みの予定1位は「部活・クラブ活動」、2位「家族旅行」、3位「塾の夏期講習」となった。夏休みの宿題の生成AI使用は保護者の4割以上が否定的であることがわかった。

 「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」は、2024年6月3日から8日にかけて、中学生の子供をもつ全国の保護者を対象にインターネットで実施した。有効回答数は1,000名。

 夏休み期間中、子供に対してストレスを感じることがあるか質問したところ、48.4%が「ストレスを感じる」と回答した。ストレスを感じていると保護者に、ストレスを感じる原因について質問をしたところ、最多回答は「長時間のスマホ・ゲームの使用(46.7%)」、次に「生活リズムの乱れ(44.8%)」、「食事の準備や片付け(44.0%)」と続いた。

 子供の夏休みの予定について聞いたところ、最多は「部活・クラブ活動(41.2%)」、ついで「家族旅行(32.7%)」、「塾の夏期講習(25.0%)」と続いた。夏休みの期間中、生活面で子供に望むことの第1位は「規則正しい生活リズムを守ること(56.4%)」、第2位「計画を立て過ごすこと(45.2%)」、第3位「スマホやTVゲームの使用時間を控えること(36.4%)」となった。

 子供が夏休みの宿題や課題に生成AIを使用することについて30.2%が「使用するべきだと思う」と回答した一方で、41.0%が「使用を控えるべきだと思う」と回答した。28.8%は「わからない」と回答している。

 昨年の夏休みの過ごし方については、38.1%が「子供は計画通りに過ごしている」と回答した。一方で、37.2%が「計画通りに過ごしていない」、17.8%が「計画を立てていない」と回答、あわせると中学生の半数以上が計画通りに夏休みを過ごせていないか、計画を立てていないことがわかった。

 また、昨年の夏休みの過ごし方について、62.5%が「子供は有意義に過ごしたと思う」と回答した。一方で26.3%が「有意義に過ごしていないと思う」と回答。子供の夏休みが有意義でなかった理由について聞いたところ、最多は「計画性がなかった(38.4%)」、ついで「生活リズムが乱れていた(36.5%)」、「日々、長時間スマホをしていた(36.5%)」と続いた。

《中川和佳》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top