リクルートは2024年8月21日、「エコへの関心アンケート2024」の調査結果を発表した。高校生たちは、環境問題への関心は高くないと回答しつつも、具体的な行動1位が「電気をこまめに消す」となったことからも、普段の生活でできることを行っていることがわかった。
「エコへの関心アンケート2024」は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者である全国の高校生男女を対象にインターネットで実施。調査期間は2024年7月9日から11日、有効回答数は688件(男子253件、女子429件、性別を選択しなかった人6件)。
「地球の環境問題に関心が高い方だと思う?」と聞いたところ、約4割の人がYESと回答し、NOの方が高い結果となった。しかし一方で、「普段の生活で地球環境のために何か行動している?」には、「YES」が約6割、また「やっていないが関心はある」は約3割となった。この結果から、関心の度合いにかかわらず、高校生自身の暮らしの中で環境を意識した行動はとても自然なことになっているようにも感じられる。
具体的な環境問題について関心のあるテーマを聞くと、1位は「地球温暖化」68.8%となり、さまざまある中でも高校生の関心が圧倒的に高いことがわかる。2位は「海洋ゴミ問題」27.2%、3位は「気候変動」25.3%となった。
普段の生活で何か行動していると回答した人に具体的な内容を聞くと、1位「電気をこまめに消す」67.8%、2位「エコバッグを持ち歩く」52.6%、3位「エアコンの設定温度の上げ下げ」43.7%となった。高校生が今この瞬間からできることをコツコツやっていることがわかる。
アンケートの詳細はWebサイトで閲覧できる。