千葉県教育委員会は2025年2月17日、2024年度の進路状況調査結果を発表した。県内の公立中学校を卒業した生徒の進学率は98.7%、公立高等学校卒業者の進学率は59.2%だった。
この調査は、千葉県内の公立中学校卒業者の進路状況を把握するために行われたものである。調査の期日は2024年5月1日現在、調査対象は、県内の公立中学校と義務教育学校、高等学校。
県内の公立中学校を卒業した生徒の総数は4万9,672人となり、前年より163人増加した。これは、1989年のピーク時である9万4,845人の52.4%に相当する。進路状況については、進学者数が4万9,036人で、進学率は98.7%となった。
進学率の推移を見てみると、全日制への進学率は89.6%で前年より0.8ポイント減少したが、通信制への進学率は5.9%と前年より0.9ポイント増加している。定時制への進学率は1.5%で、前年より0.1ポイント増加した。
県内の高等学校等への進学率は88.7%で、前年より0.6ポイント減少した。一方、県外の高等学校等への進学率は10.0%で、前年より0.5ポイント増加している。就職者総数は46人で、就職率は0.1%となり、前年より0.1ポイント減少した。
公立高等学校の卒業者数は2万8,130人で、前年より2,691人減少した。進学者数は1万6,641人で、進学率は59.2%と前年より1.9ポイント増加している。就職者総数は3,475人で、就職率は12.4%となり、前年より0.4ポイント減少した。