NOLTYスコラ手帳(以下、スコラ手帳)は、生徒の自己管理力の育成と自己肯定感の向上を目的に開発された中高生向けの手帳だ。
全国の中学校・高等学校で導入されており、約30万人の生徒がスコラ手帳を活用している。NOLTYプランナーズが中高生に実施したアンケートでは、手帳を活用している生徒は、活用していない生徒と比べて「忘れ物が減った」「家庭学習時間が増えた」といった良い変化を感じている割合が多かったという。
スコラ手帳を使い始めて「忘れ物が減った」「家庭学習時間が増えた」
アンケートは、2021年から2023年にかけて10万9,905人の生徒を対象に行われた。1日にスコラ手帳を開く回数のうち3回以上を「使っている生徒」、1~2回を「やや使っている生徒」、0回を「使っていない生徒」に分け、「使っている生徒」と「使っていない生徒」を比較した。
スコラ手帳を使う前と比べて忘れ物が減ったかという質問で、「減った」と回答したのはスコラ手帳を使っている生徒が91%、使っていない生徒が39%。手帳を活用している生徒ほど、忘れ物が減ったと回答した割合が多かった。手帳を活用することで、
・書くことで記憶が定着する。
・繰り返し見ることでリマインドされる。
・計画性と自己管理力が向上する。
という3つの理由から、忘れ物が減ったと考えられるという。
また、スコラ手帳活用前後の家庭学習時間を聞いたところ、「家庭学習時間が増えた」と回答したスコラ手帳を使っている生徒は67%、使っていない生徒は35%だった。手帳を活用することで、
・目標設定の習慣と計画性が身に付く。
・隙間時間を有効活用できるようになる。
・家庭学習が習慣化する。
といった効果が得られ、家庭学習時間の増加につながったと考えられる。
アンケート結果や手帳活用効果の詳細は、NOLTYスコラのWebサイトに公開されているコラムで見ることができる。
コラムで詳しく読むPDCAサイクルが自然と身に付く中高生向け手帳
NOLTYプランナーズがこれまで蓄積してきたビジネス向けの手帳のノウハウを生かしつつ、中高生向けの要素も取り入れたスコラ手帳は、効率的な時間管理や目標設定、振返りを習慣化するためのツールとして活用できる。書くべきことがあらかじめ記載されているので、書き方がわからない生徒でも自然とPDCAサイクルを回すことが可能。目的にあわせて3種類から選ぶことができる。
NOLTYスコラ ベーシック
「家庭学習を定着させたい」「テスト勉強や受験勉強を計画的に行いたい」「PDCAサイクルを身に付けて目標達成をしたい」という人におすすめ
NOLTYスコラ ライト
「書く、メモする力を伸ばしたい」「日々の記録を残して、自分をしっかり向き合いたい」「自分のことをよく知り、自己肯定感を高めたい」という人におすすめ
NOLTYスコラ ビスタ
「タスク管理を習慣化したい」「先を見通した計画力を身に付けたい」「規則正しい生活習慣を身に付けたい」という人におすすめ