子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営するコズレは、乳幼児の子供をもつ保護者を対象に実施した「子どもの誤飲・ヒヤリハット」に関する調査結果を公表した。調査によると、約半数の家庭が誤飲につながりかねないヒヤリハットを経験し、最多は「紙・シール・包装材」であることがわかった。一方で約4割弱の保護者が誤飲時の対処法を把握していない実態も明らかになった。
同調査は、2026年7月に乳幼児の子供をもつ保護者を対象として行われたもの。調査の結果、子供がものを「口に入れそうになった経験(ヒヤリハット)」がある保護者は約50%にのぼった。さらに、「実際に口に入れてしまった経験」は約37%、「飲み込んでしまった経験」は約12%となり、多くの家庭で誤飲のリスクが身近に存在することがうかがえる。
子供が口に入れそうになったもの、または実際に入れてしまったものでもっとも多かったのは、ともに「紙・シール・包装材」で、それぞれ約64%、約63%を占めた。ついで「玩具の部品」が約42%、「自然物(土・砂・石・植物など)」が約26%と続いた。危険性が認識されやすいものだけでなく、日常生活にある身近なものが誤飲の対象となっている実態が明らかとなった。
もっとも印象に残っている誤飲経験が起きた時期については、「生後6~11か月」が約56%ともっとも多く、ハイハイやつかまり立ちなどで行動範囲が広がる時期に特に注意が必要なことがわかる。発生場所は「自宅のリビング」が約76%と大半を占めており、保護者がいる場所であってもリスクがあることを示している。
一方、誤飲が発生したときの対処法を「知っている」と回答した保護者は約62%にとどまり、約4割弱は具体的な対処法を把握していないことがわかった。誤飲について知りたい情報としては、「誤飲したときに最初に行うべき対応」が約57%、「誤飲したときにやってはいけない対応」が約53%と上位を占めた。このことから、誤飲の予防策だけでなく、万が一発生した際の初動対応に関する情報へのニーズが高いことが明らかになった。
なお、子供が誤飲した場合は、飲み込んだものによって対応が異なる。政府広報オンラインでは、子供の誤飲事故について、誤飲した物や症状に応じた対応方法などを紹介している。万が一に備え、あらかじめ確認しておくと安心だ。

