高校生の9割以上がスマートフォンを持っており、パソコンの保有率が低下している一方、タブレット端末の保有率が増加しているという。通信教育も同様に、紙のテキストからスマートフォンやタブレット端末などのデジタル機器に代わりつつある。
部活や学校行事などで忙しい中学生には、空いた時間に勉強できる通信教育は取り組みやすい。内容は、学校の授業の予習・復習だけでなく、定期テスト対策や高校受験対策、中高一貫校向けなど多岐にわたる。
教育情報サイト「リセマム」は、通信教育の顧客満足度調査を実施し、イード・アワード2015「通信教育」を11月19日に発表した。イード・アワード2015はこれまでに「子ども英語教材」「電子辞書」「幼児教室」「英会話スクール」などを発表している。
小学生向けの通信教育は、家庭学習の習慣作りや基礎学力の定着、学校の授業の予習・復習、中学受験対策などさまざまな講座がある。前回の幼児編に続き、今回は小学生向け通信教育を紹介しよう。
10月27日に発表されたベネッセの「進研ゼミ+(プラス)」、10月28日に発表されたZ会のタブレットコース、学研の「学研タブレットゼミ」の3つについてそれぞれの特徴や対象学年を比較し、まとめる。
未就学児向け「こどもちゃれんじ」や小学生から高校生向けの通信講座「進研ゼミ」を運営するベネッセは10月27日、2016年4月より紙のテキストとデジタル教材を組み合わせた新講座「進研ゼミ+(プラス)」を開講することを発表した。
ベネッセコーポレーションは、進研ゼミ受講会員を対象とした電子書籍ならびに動画配信サービス「電子図書館まなびライブラリー」を7月25日より開始する。利用料は進研ゼミ受講費に含まれ、追加料金は不要。
ベネッセ「進研ゼミ高校講座」は、東京、名古屋、大阪、京都の4都市で高校1・2年生向けの「『進研ゼミ』のオープンすぎる!オープンキャンパス2015」を開催する。参加費は無料で、受付けは先着申込み順。
ベネッセ「進研ゼミ中学講座」は、神奈川、東京、大阪の3会場で中学3年生向け「公立難関校入試説明会」を開催する。参加費は無料で、受付けは先着申込み順。進研ゼミ会員だけでなく、中学3年生なら誰でも参加可能。
ベネッセ「進研ゼミ中学講座」は、東京、愛知、大阪、神奈川、埼玉の5会場で中学1・2年生向け「公立高校入試説明会」を開催する。参加費は無料で、受付けは先着申込み順。進研ゼミ会員だけでなく、中学1・2年生の親子なら誰でも申込み可能。
進研ゼミ高校講座は、6月14日に東京で、6月21日に大阪で部活引退後に受験勉強の巻き返しをはかる受験生向けイベント「夏からの巻き返し術」を開催する。参加は進研ゼミ会員に限らず無料で、先着150名まで。申込みはイベントキャンペーンサイトから行う。
進研ゼミが「部活応援ゼミ」サイトを立ち上げて、中学校の部活に関する情報や楽しさを発信中だ。なかでも注目はマンガ作品だ。
3月21日、東京都千代田区で集英社の女性誌「LEE」が主宰するイベント「暮らしのデザインカレッジ」が開催された。リセマムでは、午後1時より開催された「子育てセミナー」のようすを紹介する。
2013年に文部科学省による「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」が発表されて以来、ますますの勢いをみせている英語教育業界。ベネッセは2015年4月に小学生向けの在宅英語教材「チャレンジイングリッシュ」を開講する。
ベネッセが2月7日に発表し、17日にサービスが開始したプリペイドカード式オンライン教育講座「BenePa(ベネパ)」を利用し、小学6年生向けの英文法先取りパックを受講してみた。
ベネッセコーポレーションの「進研ゼミ 難関私立中高一貫講座」は、3月15日(日)に東京大学本郷キャンパスで中高一貫校入学予定の新中学1年生と保護者向け学習ガイダンスを開催する。