ウェザーニューズや国立天文台は、2017年の天体イベントスケジュールをWebサイトで公開している。2月26日の金環日食は日本からは観測できないが、8月8日の部分月食は日本からも観測できるという。
9月17日の深夜、月の一部が地球の半影に入る「半影月食」が起こる。月は、ほぼすっぽり地球の半影に隠れるが、眼視では明るさの変化はわかりにくいという。写真に撮影して、月の明るさの変化を見比べてみるとよさそうだ。
月の一部がわずかに暗くなる「半影月食(はんえいげっしょく)」と呼ばれる月食が、3月23日に起こる。食の最大は、午後8時47分ごろ。「皆既月食」や「部分月食」に比べると、月の変化がわかりにくいため、注意深く観察したいものだ。
国立天文台では、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項を発表している。暦要項には、国立天文台で推算した、翌年の国民の祝日、日曜表、二十四節気、雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食などを掲載している。
2015年最大の満月「スーパームーン」が、9月28日夜に出現する。気象庁によると、関東甲信地方などで雲が広がりやすい予報となっており、雲の合間から観測する地域も多くなりそう。
9月27日は「中秋の名月」が観測できる日。24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」は、9月27日午後6時から29日午前零時にかけて、東京・パリ・ニューヨークの月を生中継する。
ウェザーニューズは、9月27日の「中秋の名月」、9月28日の「スーパームーン」「皆既月食」を24時間ライブ放送番組や特設サイトにおいて生中継する。欧米やアフリカなどで33年ぶりに観測できる赤銅色の満月も海外からの生中継により楽しめる。
9月27日は「中秋の名月」。2015年は、9月28日が今年もっとも大きく見える満月「スーパームーン」となるため、中秋の名月と満月は1日ずれている。そうはいっても、わずかに欠けただけで、9月27日の夜には美しい円い月を眺めることができそうだ。
いよいよ4月4日は皆既月食。今回は全国各地で観察のチャンスがあることで、皆既月食の観察に多くの注目や期待が集まっている。リセマムでは、桜美林大学 自然科学系担当教授 宮脇亮介氏に、皆既月食の解説や観察のポイントを聞いた。
皆既月食が4月4日に日本全国で見ることができる。20時54分より皆既食が始まり、21時に食の最大を迎える。皆既月食は21時6分までの約12分間楽しめる。気象庁によると、4日夜は北海道や東北、沖縄で晴れ、関東~九州は曇りや雨の予報。
学校・教育機関発表のプレスリリースよりピックアップ。4月1日は神田外語大学、駒澤大学、日本工業大学、東京農業大学、法政大学、京都産業大学、立命館大学、広島国際大学の情報を紹介する。
カンドゥージャパンは、イオンモール幕張新都心ファミリーモール3階にて運営するテーマパーク「カンドゥー」にて、4月4日に皆既月食を観察する特別イベント「カンドゥー宇宙教室~みんなで皆既月食を観察しよう~」を開催する。
4月4日の皆既月食を前にウェザーニューズは3月27日、当日の天気予報を発表した。北日本などで晴れるほか、全国的に観測チャンスがあるという。当日は、24時間ライブ放送番組や特設サイトで皆既月食のようすが生中継される。
ウェザーニューズは、3月28日と4月4日、4月25日の全3回、全国の桜をバーチャルで楽しむ「春の3まつり」を開催する。自宅でバーチャルお花見を楽しむ「ドコでもお花見」やお花見ライブのほか、4月4日は皆既月食と夜桜のコラボを生中継する。
愛知教育大学天文台は、全国で皆既月食を観察することのできる4月4日、一般公開を実施する。「月面をスケッチしてみよう」の天文ミニ講座のほか、「天体観望会」を実施する。入場無料で、申込み不要。雨天でも講座を実施する。
4月4日の皆既月食に合わせて、JAXA宇宙教育センターは、「みんなで皆既月食を観察しよう」と題したキャンペーンを行う。写真やスケッチの投稿を受け付けるほか、月食の仕組みや観察ポイントなどを解説。テキスト教材なども公開している。