7月6日~16日にかけて香港で開催された「第57回国際数学オリンピック」において、日本代表として参加した高校生6名全員がメダルを獲得した。うち1名が金メダル、4名が銀メダル、1名が銅メダルとなり、参加109か国・地域中、国別順位は10位であった。
スイスで開催された「第47回国際物理オリンピック(IPhO)」において、日本から参加した高校生5人全員がメダルを手にした。5人のうち、3人は金メダルで、日本の参加生徒による金メダル獲得は2年連続となる。
朝日新聞社とテレビ朝日が主催する「高校生科学技術チャレンジJSEC2016」では、高校生と3年生までの高等専門学校生を対象に研究作品を募集する。受付期間は9月1日から10月3日まで。上位入賞者は米国で開催される国際大会へと派遣される。
横浜市は7月2日、横浜市開港記念会館で「青少年のための地球化学フォーラム」を開催する。6月27日より開催される国際会議「ゴールドシュミット会議2016横浜」のサブイベントとして、地球化学の研究者による講演や地学オリンピック出場者との交流が行われる。
筑波大学は、未来を創る科学技術人材育成プログラム「筑波大学GFEST」にて、2016年度新規受講生を募集する。科学・技術に関する強い興味と関心を持っている中高生が対象。募集期間は、7月1日から8月31日まで。遠方からの受講も可能。
「創造性の育成塾」は、科学オリンピックを目指す中学2年生を対象とした夏合宿に参加する塾生を5月31日まで募集している。ノーベル賞受賞者をはじめ、科学者や先生による授業を7月28日から8月4日の7泊8日の日程で行う。
高校生などを対象とした全国規模のコンテスト「化学グランプリ」「日本生物学オリンピック」「物理チャレンジ」の2016年大会の申込受付が4月1日より開始されている。
京都大学は4月8日、平成29年度および平成30年度の特色入試の概要を公表した。一部の出願資格から国際科学オリンピック出場などを削除し、要件を緩和する。募集人員も拡大し、新たに平成29年度からは5学科、平成30年度からは3学科で特色入試を導入する。
河合塾グループのK会本郷教室は4月より、中高生を対象とした情報科学講座を開講する。東京大学・東京大学大学院に在籍する国際情報オリンピックのメダリストらを講師に迎え、全29講にわたりプログラミング技能を習得する。
ブラジルで開催された「第9回国際地学オリンピック」にて、日本から参加した高校生1名が金メダルを獲得した。銀メダル1名、銅メダル2名となり、参加した4名全員の受賞が決まった。
情報オリンピック日本委員会は11月16日から21日まで、、ジュニア向けの国際情報科学コンテスト「ビーバーコンテスト2015」を開催する。小学5年生から高校3年生が対象で、参加校を11月9日まで募集している。
地学オリンピック日本委員会は、中高生を対象にした「第8回日本地学オリンピック」の募集を開始した。同大会は国際大会の代表選抜も兼ねている。また、成績優秀者は大阪大学などのAO入試の出願資格が取得できる。
文部科学省は8月21日、平成26(2014)年度文部科学白書を刊行した。国際的な学力調査の平均得点で日本は国際的に上位を維持しているが、学習に対する意欲などが国際平均よりも低いといった課題があげられる。
第12回国際地理オリンピックが8月10日~17日にロシアで開催され、参加した日本の高校生4名全員がメダルを獲得した。40か国・地域から158名の生徒が参加し、日本は銀メダル3名と銅メダル1名であった。
朝日新聞とテレビ朝日は、科学・数学分野の自由研究コンテスト「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)2015」の応募を9月1日から開始する。上位入賞者は、アメリカで開催する国際大会に日本代表として派遣する。
7月26日から8月2日にカザフスタンで開催された「第27回国際情報オリンピック」において、日本から参加した高校生4名全員がメダルを獲得した。83か国・地域から322名の生徒が参加し、日本は金メダルを3名、銅メダルを1名が受賞している。