国際化学オリンピックで金と銀、日本代表全員メダル獲得

 ジョージアで開催された第48回国際化学オリンピックにおいて、金メダル1名、銀メダル3名と日本代表全員がメダルを獲得した。金メダル受賞は、海陽中等教育学校(愛知県)5年 坂部圭哉さん。

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 ジョージア(東ヨーロッパ)で開催された第48回国際化学オリンピックにおいて、金メダル1名、銀メダル3名と日本代表全員がメダルを獲得した。金メダル受賞は、海陽中等教育学校(愛知県)5年の坂部圭哉さん。

 第48回国際化学オリンピックは7月23日から8月1日、ジョージアの首都トビリシで開催され、67か国・地域から264名が参加した。大会では、世界中から集まった高校生がそれぞれ5時間の実験問題と理論問題に挑戦。日本は2003年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣している。

 受賞が決まったのは、金メダルに海陽中等教育学校(愛知県)5年の坂部圭哉さん、銀メダルに筑波大学附属高等学校(東京都)3年の秋山茂義さん、灘高等学校(兵庫県)2年の海士部佑紀さん、同じく灘高等学校2年の平翔太さん。

 日本代表4名は、参加者が3,500人を超す国内の「全国高校化学グランプリ」を勝ち抜き国際化学オリンピックの日本代表に選出された。金メダルを獲得した坂部さんは、2016年の国際地学オリンピックにも出場予定。

 日本は2015年の大会においても金メダル2名、銀メダル2名と代表全員がメダルを獲得する活躍をした。なお、2021年には国際化学オリンピックの日本開催が決定している。
《勝田綾》

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