ベトナムで開催された「第27回国際生物学オリンピック」において、日本から参加した高校生4名全員がメダルを獲得する好成績を残した。宮崎県立宮崎西高校2年の外山太郎さんが金メダル、ほか3人が銀メダルを手にした。 国際生物学オリンピック(IBO)は、生物学に関心を持つ高校生らを対象とした国際的なコンテスト。2016年のベトナム大会は7月17日から23日までベトナム共和国ハノイで開催され、世界68の国と地域から263名の生徒が参加し、実験試験と理論試験に挑戦した。 日本からは、日本生物学オリンピックを経て選考された高校生4名が参加。宮崎県立宮崎西高校2年の外山太郎さんが金メダル、立命館慶祥高校2年の中桐悠一郎さん、灘高校1年の保呂有珠暉さん、桜蔭高校3年の村上侑里夏さんの3人が銀メダルを獲得。日本代表の4人全員がメダルを手にする成績を収めた。 国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)によると、国際生物学オリンピックは個人戦で、約1割の成績優秀者に金メダル、約2割に銀メダル、約3割に銅メダルが贈られる。