総務省は2025年3月19日、高校生、大学生などを対象に「統計データ分析コンペティション2025」を開催することを公表した。論文のエントリー期間は5月9日～8月8日。提出期限は「大学生・一般の部」が8月29日、「高校生の部」が9月3日。
「統計データ分析コンペティション」は、高校生、大学生などの統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、総務省が独立行政法人統計センターなどとの共催により開催するもの。2018年から開催しており、今回は8回目となる。
同コンペティションでは、地域別の統計をまとめた「教育用標準データセット（SSDSE）」を用いた統計データ分析の論文を募集し、その分析力を活用した課題解決のアイデアを競う。なお、SSDSEとはデータサイエンス教育のための汎用素材として、作成・公開しているデータセットのこと。
応募部門は「高校生の部」と「大学生・一般の部」の2つ。高校生の部は、高等学校、中等教育学校（後期課程）および高等専門学校（1～3年次）の生徒または学生。大学生・一般の部は、短期大学、高等専門学校（4・5年次、専攻科）、大学および大学院の学生並びに一般（統計分析等の学習を目的とする人）。グループでの応募ならびに教諭および教員の指導も可。
優秀な論文には、総務大臣賞、優秀賞、統計数理賞、統計活用奨励賞と各副賞が授与され、受賞論文が統計専門誌などに掲載される。
エントリー期間は、5月9日～8月8日。論文の提出は大学生・一般の部は8月29日、高校生の部は9月3日まで。いずれも最終日は午後6時まで。エントリーおよび論文提出はメールにて行う。受賞論文は10月20日に発表予定。詳細は、Webサイトより確認できる。
◆統計データ分析コンペティション2025
エントリー期間：2025年5月9日（金）～8月8日（金）
提出期限：
＜大学生・一般の部＞2025年8月29日（金）18:00
＜高校生の部＞ 2025年9月3日（水）18:00
応募方法：メールにて提出する
