いよいよ明日5月21日に迫った金環日食。本州で見られるのは129年ぶりということで期待が高まる。前日の20日、安全に観測するための注意や便利なアプリを、もう一度チェックしておこう。
「天文教育普及研究会 安全な日食観察ワーキンググループ」は18日、インターネットで販売されていた、デメテル株式会社の「日食観賞用グラス」について、フィルター部分の光の透過率の測定を実施した。
YouTubeの日本版公式ブログによると、21日の朝、関東地方から南九州にかけて観察できるとされている「金環日食」について、YouTube公式パートナーである国立天文台、Sankei News(産経新聞社)、TBSらがライブストリーミング配信する予定とのこと。
東京理科大学では、5月21日の金環日食当日に、東京、千葉、北海道、長野、山口にある5つのキャンパスからの観測映像を生中継するUSTREAMライブ放送を行う。
消費者庁は5月16日、金環日食の観測用として販売されている観測グラスについて、不適切な製品を用いることのないよう注意を呼びかける文書を公開した。
いよいよ1週間後に迫った金環日食。ウェザーニューズでは、21日の朝5時より、日本、中国、台湾、韓国の合計7箇所から日食の観測映像を生中継する特別番組を、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」にて放送する。
金環日食が観測できる5月21日(日)まで8日となった。本州で見られるのは129年ぶりということで期待は高まるが、気になるのは空模様。いったいよい条件で観測できるのだろうか?
天文関連のソフトウェア制作などを行うアストロアーツは、5月21日に見られる金環日食の観測をシミュレートできる無料iPhoneアプリ「金環アプリ2012」を公開している。
世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」では、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する?「トリップグラフィックス」の第31回として11日、「世界日食観察マップ(2012-2025)」を公開した。?
能開センターでは、小学3年生から6年生を対象とした「中学受験公開模試」と、小学6年生が対象の理科授業「入試に出る金環日食〜2013年度入試を予測する〜」を5月20日に実施する。
神奈川県相模原市は4月25日、金環日食が観測できる5月21日に、市内公立小学校全校で登校時間を変更するなど、観察のための支援を行うと発表した。また、オリジナルの観測用スコープを作成し、全児童・教職員へ配付するという。
横浜港大さん橋(横浜市中区)で5月21日午前5時30分より、「大さん橋2012 金環日食観測会」が開催される。参加費用は1,500円(大人・子ども同額)で、事前講座および当日の朝食、観察用日食メガネの費用を含む。
埼玉県のさいたま市青少年宇宙科学館は4月21日、特別展示「ふしぎわくわく日食展〜金環日食」をスタートした。6月10日までの期間中に、関連のワークショップや講演会も予定されている。
ジュピターテレコム(J:COM)とディスカバリーチャンネルでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との主催イベント「コズミックカレッジ 金環日食記念 太陽と月のサイエンス教室」全国3会場で開催する。
京都大学では、5月21日の金環日食にちなみ、特別展「京大日食展 コロナ百万度を超えて」を4月25日より開催する。同展では、「古代日食」「渋川春海と天文・暦学」「京大日食観測隊」「現代の太陽観測」「京にゆかりの宇宙科学者たち」の5つのテーマで展示を行う。
パナソニックは、5月21日に起こるとされている「金環日食」を、クリーンエネルギーのみで全世界向けにインターネット中継するプロジェクト“ECLIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER”を実施すると発表した。