東京都、オリンピック選手による部活指導で体力向上

 東京都は10月28日、アスリートによる「一日校長先生」および「部活動指導」の事業を実施することを発表した。

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 東京都は10月28日、アスリートによる「一日校長先生」および「部活動指導」の事業を実施することを発表した。

 東京都教育委員会は、子供の体力低下、学習指導要領の改訂、スポーツ祭東京2013の開催等の状況を踏まえ、学校のスポーツ教育を推進している。平成22年度は、「スポーツ教育推進校」として300校(小学校210校、中学校60校、高等学校23校、特別支援学校7校)を、「部活動推進指定校」として都立高等学校30校を、それぞれ指定し、学校体育充実の取組を行ってきた。

 一日校長先生事業では、バレーの大山加奈選手をはじめ、陸上、バドミントン、女子サッカーなど、いずれもオリンピック出場経験をもつトップアスリートが、小中学校の朝礼で講話をしたり授業で指導を行う予定。

 また部活動指導においては、都立高校の運動部においてアスリートたちが直接指導することで、競技力の向上および顧問教諭の指導力の向上を図るとしている。
《前田 有香》

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