兵庫県を中心に関西で学習塾を展開するアップは、12月17日付けでベネッセホールディングスとの資本・業務提携を行うと11月29日に発表した。同社の株のうち479,382株をベネッセホールディングスに処分する。 これによりベネッセホールディングスの持ち株比率は13.89%となり、アップの第2位株主となる。今回の株式の処分額は約2億8,000万円で、京都・大阪方面を中心とした現校舎の拡設および新校舎の出店のための設備投資費用などに充てるという。 なお、アップとベネッセホールディングスは平成14年8月に資本・業務提携を開始しており、さらに今年の5月21日には首都圏戦略の強化を中心とした事業成長を目的として、ベネッセホールディングスの100%子会社であるお茶の水ゼミナールの株式の50%をアップが取得していた。