風を受け勝手に動く謎の生命体とは…テオ・ヤンセン展開幕

 フジテレビは12月9日より、オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの作品展示会「『テオ・ヤンセン展〜生命の創造〜』物理と芸術が生み出した新しい可能性」を東京・お台場の日本科学未来館で開催している。

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世界初公開「アニマリス・シアメシス」
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 フジテレビは12月9日より、オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの作品展示会「『テオ・ヤンセン展〜生命の創造〜』物理と芸術が生み出した新しい可能性」を東京・お台場の日本科学未来館で開催している。

 テオ・ヤンセン氏は1948年、オランダ・スヘーヴェニンゲンの出身。大学で物理学を専攻後、1975年に画家に転向。1990年よりキネティック・アート(動く美術作品)である「ビーチアニマル」の制作を開始し、アートと科学が融合した作品として注目を集めている。

 ビーチアニマルは、プラスチックチューブやペットボトル、木材などで構成されており、風を動力にして生き物のように勝手に動き回ることができるのだという。会場内では世界初公開の「アニマリス・シアメシス」(体長9メートル)をはじめ、巨大作品2体と小型作品(幅4メートル)2体が、その動きを実際に披露する。

 会場では「物理」「芸術」「生命」「エネルギー」「エコ」などをキーワードに、ビーチアニマルの製作経緯を紹介しながら、人工生命とも呼べるこの作品を通じて「生命の起源」や「生物の進化」についての研究・解明をしていくという。また、学研「大人の科学マガジン」とコラボしたミニ・ビーチアニマルの製作コーナーなどが設けられる。


◆「テオ・ヤンセン展〜生命の創造〜」物理と芸術が生み出した新しい可能性
http://www.theojansen.jp/
開催期間:2010年12月9日(木)〜2011年2月14日(月)
営業時間:午前10時〜午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
入場料金:大人1,200円、18歳以下500円
     団体(8名以上):大人1,100円、18歳以下400円
開催場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)

※ホームページではビーチアニマルが動く様子を動画で紹介している
《田崎 恭子》

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