機能により安心感に差、防犯グッズに関する意識調査

 小学館の『小学一年生』編集部は1月11日、小学1年生の保護者を対象に行った防犯グッズの利用に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2010年12月15日〜17日、有効回答数は400件。

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子どものための安全防犯大百科
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 小学館の「小学一年生」編集部は1月11日、小学1年生の保護者を対象に行った防犯グッズの利用に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2010年12月15日〜17日、有効回答数は400件。

 調査は現在防犯グッズを利用している母親を対象に行われており、子どもに持たせる防犯グッズの機能としてあれば良かったと考える機能についてたずねたところ、第1位は「GPS機能」(85.3%)となった。次いで、「より壊れにくい強度」(79.3%)、「通話機能」(75.8%)、「警備会社に直接通報、駆けつけるなどの高度なサービス」(66.8%)となっている。

 また子どもの安全や防犯面において不安に思うこととして、「交通事故」(87.0%)、「犯罪や事件に巻き込まれること」(85.0%)、「通学路の安全」(73.5%)といった回答が上位を占め、学校が取り組んでいる対応については86.3%の母親が満足していると回答した。

 さらに安全や防犯について学校に期待することとして、「防犯に関わる知識や対処方法を子どもに指導する」(50.3%)、「通学路の危険箇所など安全について子どもに指導する」(48.3%)、「子どもの通学路や遊び場所などの巡回を実施」(46%)といった意見が上位に上がった。

 なお、子どもに防犯グッズを持たせたことにより「安心感が増した」と考える母親の割合は、利用している防犯グッズの機能差により異なり、高機能の利用者では47.5%、それ以外では29.2%となったという。

 調査結果の詳細は「子どものための安全防犯大百科」で公開している。
《田崎 恭子》

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