文部科学省は1月28日、「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会の開催について発表した。 同省では、ICTサポート体制の充実を図るため、平成20年度より3年間、調査研究事業を実施してきた。同省によると、教育の情報化については、子どもたちの情報活用能力を育成することや、ICTを効果的に活用した「わかる授業」を実現し「確かな学力」の向上を図ることが必要だとしている。 同事業では、計画的かつ組織的に、教育委員会や学校における情報化を推進するための体制や教員のサポート体制を整備するための研究を行ってきており、3年間の成果を報告する最終成果発表会を開催する。 群馬県・兵庫県・広島市・半田市・西宮市の各教育委員会による研究事業発表や、教育CIO補佐官、学校CIO、教員、ICT支援員等によるポスターセッションが行われる。また、コーディネータに信州大学の東原義訓教授を迎えて「地域、学校の情報化をどう推進しサポートするか」というテーマでパネルディスカッションが行われる予定。◆「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会日時:3月15日(火) 開場12:30、開会13:00、閉会16:30会場:文部科学省 東館3階 講堂 東京都千代田区霞が関3-2-2【成果報告】・群馬県教育委員会:ICT機器を活用した授業の在り方」・兵庫県教育委員会:「教員のICT活用指導力向上に係る組織体制の充実と効果的な支援方法の研究」・広島市教育委員会:「ひろしま型教育ICT化サポートプラン」・半田市教育委員会:「豊かな学びのためのCIOを中心としたICTサポート体制の在り方」・西宮市教育委員会:「全庁的支援体制の確立による効果的な学校園の情報化」※参加申込み等詳細はホームページより