大学入試の動向を読む…代ゼミ、九大と名大の過去データページを公開

 代々木ゼミナールは2月7日、九州大学と名古屋大学の入試データページをホームページに公開した。2010年までの志願者数の推移や平均得点の推移などが掲載されている。

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 代々木ゼミナールは2月7日、九州大学と名古屋大学の入試データページをホームページに公開した。

 九州大入試データページでは、2010年までの「志願者数推移(前後期)」「入学者の出身地区推移(前後期)」「合格者の浪人・女子割合推移合格者の平均得点推移(前期)」を公開。

 2000年から昨年までの志願者数推移では、2003年をピークに減少傾向にあり、教育学部、法学部、歯学部、薬学部、芸術工学部でその幅が大きいという。また合格者の平均得点は、文系2次レベルでは上昇下降を繰り返すジグザグ傾向、理系2次レベルでは2008〜2009年に下降し、昨年は上昇に転じたという。

 名古屋大入試データのページでは、2010年入試の「名古屋大学入試選抜状況」と「名古屋大学入試選抜状況」。また過去のデータとして2008年〜2010年の「入試選抜状況」「合格者 最高点・最低点(総点)」「入学者の現役割合・女子割合」「入学者 出身高校等所在都道府県別推移」を掲載している。

 2008年からの全体の志願者数と受験者数(前期)は、2009年に上昇、2010年に下降という変化をしており、倍率もそれにともない2.5倍、2.7倍、2.5倍と変化している。2010年の実質倍率がもっとも高かったのは情報文化学部社会システム学科の3.9倍となっている。

 なお代々木ゼミナールの入試情報ページでは他に、東京大学、京都大学、一橋大学、熊本大学、早稲田大学、慶應義塾大学についても同様に、昨年までのデータをまとめた情報を掲載している。
《田崎 恭子》

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