代々木ゼミナールは3月17日、「2011東日本大震災等 被災者特別支援制度」について発表した。 同校では、3月以降に発生した一連の震災で災害救助法が適用されている地区の受験生(高3生・高卒生)で、自宅が全壊等甚大な被害を受けた場合、世帯主である保護者が死亡などにより、経済的に困難な状況にある場合、被災により長期にわたる避難生活を余儀なくされた場合に被災者特別支援を実施する。 支援内容は、大学受験科に入学する場合、入学金と年間授業料の全額を免除するほか、学生寮に入寮する場合、入寮金と寮費(光熱費・食費等の実費を除く)の全額を免除する。また、単科ゼミのみを受講する場合、メイト会員入会金の全額を免除、1講座の授業料を全額免除、2講座目以降は半額相当額が免除となる。 入学校舎は全国の代々木ゼミナール校舎で、対象となる大学受験科は本部校ES・ELを除く全コース。単科ゼミは別途指定する講座(メイト入会対象講座)を対象とする(フレックスサテラインを含む)。 申請手続きは「2011東日本大震災等被災者特別支援制度」申請書(各校舎にて配布)と「被(り)災証明」、保護者の状況が判断できる書類等を入学希望校舎に提出する。申請受付期間は3月22日〜5月31日までとなっており、書類審査等によって決定。なお、その他の授業料免除との併用はできない。詳細については、3月22日以降に入学希望校者に問い合わせとなっている。 なお、同様の特別措置は、駿台予備学校や河合塾などの他の予備校でも実施すると発表している。※3月17日付けで内容に変更があったため、更新しました。