名古屋商科大、「日本のためにできること」プロジェクト

 名古屋商科大学大学院ビジネススクールと「社会に貢献するリーダーシップ研究会(SLS)」は3月23日、「日本のためにできること―What we can do for Japan」プロジェクトを立ち上げたと発表した。

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名古屋商科大学大学院 被災者義援金口座について
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 名古屋商科大学大学院ビジネススクール(NUCB MBA)とNUCB MBA「社会に貢献するリーダーシップ研究会(SLS)」は3月23日、「日本のためにできること―What we can do for Japan」プロジェクトを立ち上げたと発表した。

 同プロジェクトは、「被災者義援金」「日本の復興アイディア募集」の2つの柱から成り立っている。学生らは即日、学校に寄付口座の開設を打診、学校側もこれに応え週末のため、まずはインターネット上の窓口を作り、週が開けてから銀行口座を開設したという。

 同時にFacebook上に「What we can do for Japan’s earthquake, tsunami and revitalization?」というコミュニティを立ち上げ、各自の活動のアイデアや報告、大学への提言を行っているという。

 3月20日の卒業式では、SLSメンバーによるチラシの配布、募金箱、ビデオメッセージのお願い、習字によるメッセージの作成などが行われた。募金の用途についてもどこにどのタイミングで行うかを議論したうえで、3月22日に日本赤十字社へ募金箱分を託したという。今後も募金活動や各種サポート、議論を続け、長期的に日本の復興に関して学校や海外ビジネススクールの活動と連動しながら支援活動を続けていく予定だという。

 名古屋商科大学大学院ビジネススクールは、ACSB、AMBAの2つの国際認証機関からプログラムの認証を受けている日本唯一のビジネススクール。東京、名古屋、大阪にキャンパスを持ち、英語のみによるグローバルMBAでは世界の62校からの交換留学生が集うという。

 社会に貢献するリーダーシップ研究会(SLS)は、「ビジネススクールで社会も成長させるリーダーになろう」という信条からできたNUCB MBA研究科長補佐・伊藤武彦教授が主催する勉強会。
《前田 有香》

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