埼玉県川口市の浄水場でも放射性物質を検出

 川口市水道局は24日、22日に市内の新郷浄水場から、乳児向けの暫定的な基準値(100Bq/kg)を超える濃度の放射性ヨウ素が測定されたと発表した。

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川口市 新郷浄水場の測定値(22日) 川口市 新郷浄水場の測定値(22日)
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 川口市水道局は24日、22日に市内の新郷浄水場の水道水から、乳児向けの暫定的な基準値(100Bq/kg)を超える濃度の放射性ヨウ素が測定されたと発表した。

 検出された放射性ヨウ素の濃度は120Bq/kg。同局は川口市民に対して、乳児や妊娠中の女性による水道水の摂取を控えるよう呼びかけている。

 ただしこの濃度は、大人による摂取や、生活用水としての使用は問題ないという。また24日に新郷浄水場で再度採水された際は、46Bq/kgまで値が下がっている。17日に検査を行った時点では、放射性ヨウ素は検出されなかったという。ただしこの100Bq/kgという指標値は、長期間摂取した場合を想定して定められたもので、代わりの飲用水として飲んでも問題はないという。

 23日には、東京都葛飾区の金町浄水場の水道水から、210Bq/kgの放射性ヨウ素が測定されている。
《編集部@RBB TODAY》

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