日本ユニセフ協会(国連児童基金)は3月25日、東日本大震災で被災した子どもたちのために「ユニセフ ちっちゃな図書館」プロジェクトをスタートした。被災地へ送る絵本や児童書などを募っている。 同プロジェクトは、震災の被害を受けた子どもたちがいる避難所に、絵本や児童書などのミニライブラリー(小さい箱型本棚のようなもの)を設置しようとする活動。JBBY(日本国際児童図書評議会)が推奨する児童書とともに、全国から贈られた本を組み合わせた「ユニセフ ちっちゃな図書館セット」を作るという。絵本や紙芝居を中心として「乳幼児セット(0〜6才)」と、児童書中心の「小中学生セット(7〜14才)」の2種類のBOXにまとめられ発送される。BOXのデザインやロゴは、電通社会貢献・環境推進部がサポートする。 ユニセフでは、みんなの想いを絵本に乗せて、被災地の子どもたちへの笑顔へとつなげるために、広くこのプロジェクトへの参加を呼びかけている。◆ユニセフ ちっちゃな図書館プロジェクト募集しているもの:絵本・児童書・紙芝居(0〜14才までを対象としているもの、日本語の本を優先)※多くの子どもたちが共有するため、新品または新品に近い状態のもののみ受付ける(書き込みや破れのあるものは不可)※物語があるなど、読み聞かせできるものを優先する(雑誌、マンガ、ゲームは対象外とする)締切:4月5日(火)※4月1日追記■募集しているもの●児童書 ●紙芝居※紙芝居と小学校高学年、中学生向け児童書が不足※ 絵本は受付停止