日立ソリューションズは4月6日、デジタル教材や指導案、活用事例などを管理する「教育コンテンツ活用システム」を発表。4月7日より提供を開始する。 同システムは、学校単位や複数の学校間、教育委員会、教育センターなどでの利用を想定しており、デジタル教材や指導案、活用事例などのコンテンツを蓄積・共有し、検索機能を持たせて、利用を促進していくというもの。Webベースのシステムのため、インターネット(イントラネット)が接続できる環境であれば、教室や職員室、教職員の自宅などでも利用可能で、当社のクラウドサービスと組み合わせれば、クラウド環境での利用も可能となる。 登録するデジタル教材や活用事例などのコンテンツにさまざまな条件を付記しておくことで、利用時に検索しやすくするほか、担当学年や教科などの属性に適したおすすめのコンテンツや活用頻度の高い教材を自動表示する機能も備えている。またユーザーごとに専用フォルダやグループ管理機能も備え、共有利用範囲を設定することもできる。 さらに同社の電子黒板「StarBoard」と連携することで、操作履歴から授業記録を自動生成し授業内容を保存したり、板書データを元に新たな教材を作成して共有することも可能となるという。 なお製品には、同社が「StarBoard」事業を通じて作成したコンテンツ集が付属するため、導入直後からコンテンツの活用が可能だという。◆教育コンテンツ活用システム価格:1,050,000円(利用ユーザ100名モデルの標準価格)主な機能:・コンテンツ検索・登録機能・マイページ機能・マイフォルダ機能・グループ管理機能・使用状況集計・閲覧機能・電子黒板連係機能・コンテンツ集(付属品)