スマートフォンユーザーの84.1%が「就活に有利」と回答

 人材採用支援サービスのHRソリューションズは5月12日、「大学生の就職活動におけるスマートフォン・携帯利用の実態アンケート調査」の結果を公表した。

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就職活動において、携帯電話(スマートフォンを含む)を使っていますか
  • 就職活動において、携帯電話(スマートフォンを含む)を使っていますか
  • 今後スマートフォンを購入する予定がありますか
  • 就職活動において、スマートフォンをどのように利用していますか
  • スマートフォンは従来型の携帯電話と比べて、就職活動に有利だと思いますか
  • 就職活動をするにあたって、スマートフォンは従来型の携帯電話と比べて、どの点で有利だと思いますか
  • あなたは就職活動においてSNSなどのソーシャルメディアをどのくらい利用していますか
  • 就職活動において、ソーシャルメディアを利用する場合、どのような手段で利用していますか
  • 就職活動において、携帯電話(スマートフォンを含む)は必需品だと思いますか
 人材採用支援サービスのHRソリューションズは5月12日、「大学生の就職活動におけるスマートフォン・携帯利用の実態アンケート調査」の結果を公表した。

 同調査の対象は、全国の就職活動継続中(2012年春卒業予定)の大学4年生・大学院2年生、調査期間は4月16日〜18日、インターネットアンケートにより実施。有効回答数は1,000名(男性511名・女性489名)。

 「就職活動において、携帯電話(スマートフォンを含む)を使っていますか」と聞いてみたところ、「携帯電話を利用」(67.3%)、「スマートフォンを利用」(17.2%)、「スマートフォンと携帯を両方利用」(15.5%)となった。全体でのスマートフォン利用は32.7%で、東京都内では43.3%となっている。

 「今後スマートフォンを購入する予定がありますか」という問いに対しては、非所有者全体のうち「購入予定あり」が58.9%、都内では70.2%となった。

 就職活動におけるスマートフォンの利用の仕方については、7割以上が「説明会予約」「面接・選考の予約」と回答している。また、スマートフォンユーザーの84.1%、携帯ユーザーの58.8%が「スマートフォンは就活に有利」と答えている。その理由については「パソコンサイトの閲覧ができるため」(88.4%)、「外出先から説明会への応募がしやすい」(76.4%)、「複数のメールアカウントを利用可能」(60%)などとなっている。

 「あなたは就職活動において、SNS(Facebook、mixi、GREEなど)、Twitter、ブログなどのソーシャルメディアをどのくらい利用していますか」の質問では、全体の73.2%が利用していることがわかった。そのうち「1日に複数回利用している」ヘビーユーザーは39.5%となっている。また、ソーシャルメディアの利用はパソコンがメイン。携帯のみの利用者は少数で、パソコンと携帯(スマートフォン含む)の併用が8割を超えている。中でもスマートフォンユーザーはモバイル利用の比重が高い傾向が伺える。

 「就職活動において、携帯電話(スマートフォンを含む)は必需品だと思いますか」という質問では、全ユーザーの69.5%が「そう思う」と回答、スマートフォンユーザーでは82.3%が「そう思う」と答えた。

 「就職活動において携帯電話(スマートフォンを含む)をどの程度使っていますか」と聞いたところ、「かなり利用している」「利用している」を合わせた割合は、携帯ユーザーでは67.3%。これに対して、スマートフォンでは90.6%となっており、スマートフォンユーザーの利用頻度が高いことがわかる。

 「学校の構内における携帯電話(スマートフォンを含む)の電波状況が悪いことで、不便さを感じていますか」という質問では、40.8%が「不便さを感じたことがある」と回答。その内容として「Webサイトを閲覧できない」(58.5%)、「会社説明会の予約ができない」(51.5%)、「企業の採用担当者からのメールチェックができない」(34.4%)などが挙げられている。実際に56%の学生が学内の電波状況の悪さのために説明会予約を逃した経験があると回答している。「学校内の電波状況の悪さに何かしらの不便さを感じている」人の63.7%は電波の悪さが就活に不利だと思うと答えている。
《前田 有香》

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