国際情報オリンピックも日本参加生徒全員メダル獲得

 文部科学省は、第23回国際情報オリンピックへの日本からの参加生徒の成績についてホームページ上で発表した。

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  • 情報オリンピック日本委員会「IOI 2011 タイ大会 写真速報」
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 文部科学省は、第23回国際情報オリンピックへの日本からの参加生徒の成績についてホームページ上で発表した。

 国際情報オリンピック(IOI:International Olympiad in Informatics)は、高校生以下の生徒を対象に、数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、その能力の育成を助けることを目的としている。1989年にブルガリアで第1回大会が開催されており、日本は1994年からの3年間および、2006年以降のすべて大会に選手を派遣している。

 第23回目となる今回はタイ・パタヤにおいて、世界の78の国と地域から302名の選手が参加し7月23日から28日にかけ開催された。日本から9回目の参加となる本大会へは、4名の選手が派遣された。

 日本選手団の成績は、開成高等学校2年の村井翔悟さんが金メダルを獲得。八千代松陰高等学校2年の今西健介さん、灘高等学校3年の城下慎也さん、筑波大学附属駒場高等学校3年の原将己の3名が銀メダルを獲得。今年度の生物、物理、化学、数学の国際オリンピックに引き続き、日本からの参加生徒4人全員がメダルを手にした。

 なお国際情報オリンピックおよび、日本情報オリンピックの公式サイトでは大会の様子を取材した動画や写真などが公開されている。
《田崎 恭子》

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