昭文社は、子会社であるマップル・オンが、iPhone向けアプリに続き『震災時帰宅支援マップ首都圏版』のアンドロイド端末向けアプリの販売を開始した、と発表した。製品は、累計100万部を超えるベストセラー『震災時帰宅支援マップ首都圏版』のアンドロイド端末専用アプリ。2011年7月に発売したiPhone向けアプリも好評で、アンドロイド端末への対応を期待するユーザーからの要望も多く、今回販売を決めた。製品は、目的地を登録することでGPSで自分の位置や帰宅方向を地図上に表示したり、歩いてきた道のりの軌跡を表示するなど、目的地までのルート、方向、距離間をその都度確認できる「自宅まで迷わず歩いて帰るための」アプリ。地図データは一括でダウンロードしてSDカードに格納するタイプで、電話が使えない事態や圏外でも使用できるのが最大の特徴。アンドロイド版は8月22日に発売した出版物『震災時帰宅支援マップ首都圏版』と同じ最新の地図データを採用しており、大地震発生を受け「震災時対応マニュアル」など実用性を重視した内容も追加されている。アンドロイド端末への対応にあわせ、iPhone向けアプリ『震災時帰宅支援マップ首都圏版』の地図も最新版に更新しており、既に購入済みのユーザーもアップデートを行うことで最新の地図に無償で更新できる。