10月5日、東京大学駒場キャンパス内の「21 KOMCEE」(21 Komaba Center for Educational Excellence)において、東京大学、日本マイクロソフト、レノボ・ジャパン、豊島区教育委員会の4者による、「21世紀型スキルを育成するための実証研究」についての記者発表が行われた。
本実証実験は、豊島区立千川中学校を実験の場とし、Windows 7を搭載したタブレットPC40台と教育向けソフトウェアおよびクラウドサービスを備えた最新のICT環境を構築。生徒1人1台のPCを活用した授業や、クラウド環境を活かした学校と家庭の連携などの実証実験を行う。これにより、21世紀型スキルの育成に有効なICT環境とはどのようなものかを検証する。さらに、その結果をマイクロソフトのPartners in Learning スクールリサーチというプログラムを使って、客観的に評価することで精度をあげていく考えだ。
◆日本マイクロソフト マイクロソフトが世界で展開している教育支援プログラムの「Inovative School Prgram」(マイクロソフトが、企業市民活動の一環で全世界で展開している教育機関向けプログラム)の一環として、教育専門家の手配や、教育改革を進めるためのWebツール「スクールリサーチ」の提供。海外で実績のある教材および教育向けICTツールの提供、豊島区立千川中学校の教職員への技術研修、海外との情報共有の場の提供など。