サムスン、太陽光発電によるコンテナ教室を南アフリカで運用開始

 太陽光発電を使って電力を供給し、無線によるインターネット接続も可能な移動式ICT教室…そんな先進的な取組を、サムスン電子が南アフリカで開始した。

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 太陽光発電を使って電力を供給し、無線によるインターネット接続も可能な移動式ICT教室…そんな先進的な取組を、サムスン電子が南アフリカで開始した。

 Samsungの公式ブログ「Samsung Village」の10月27日付けの記事によると、同社は太陽エネルギーを利用したインターネット学校「Solar Powered Internet School」を南アフリカにおいて運用開始したという。

 Solar Powered Internet Schoolは、12メートルの長さの輸送用コンテナを利用した教室で、トラックで容易に移動することも可能。屋根にソーラーパネルを設置し、教室内には、50インチの電子黒板、ノートパソコン、WiFi、カメラやタブレット型コンピューターも装備しており、これらもすべて太陽光発電で稼働するという。

 コンテナ教室は、太陽光発電だけで教室の内部の電子機器に動力を供給して、1日当たり9時間の電気を供給することができ、生徒数21人までの授業を行うことが可能だという。

 同社では、田園地帯での電気不足やインターネット接続への不安を解消し、学生を支援するためにアフリカの至る所で同様の学校を拡張することを計画するとしている。
《前田 有香》

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