コカ・コーラ学生環境サミット、指導者向け「環境教育事例集」を制作

 コカ・コーラ教育・環境財団は11月17日、「コカ・コーラ学生環境サミット」において、「コカ・コーラ環境教育賞」の受賞団体の活動をまとめた指導者向け「環境教育事例集」を制作すると発表した。

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 コカ・コーラ教育・環境財団は11月17日、「コカ・コーラ学生環境サミット」において、「コカ・コーラ環境教育賞」の受賞団体の活動をまとめた指導者向け「環境教育事例集」を制作すると発表した。

 「コカ・コーラ学生環境サミット」は、コカ・コーラ財団が、地域社会や国際社会における次世代リーダーの育成を目的に2010年度から主催している大学生向けの環境教育プログラム。本年度は、慶應義塾大学、東京大学、東海大学、東京学芸大学、早稲田大学の5大学から、工学部や文学部など多岐にわたる専攻の12名の学生が参加し、6月から議論やフィールドワークを展開しているという。

 「コカ・コーラ環境教育賞」は、環境ボランティア活動の助成・支援を通して、環境教育・環境保全活動を促進することを目的に1994年に創設され、過去18年間で1,600団体以上が参加しているという。

 今回の事例集制作にあたって学生たちは、教育現場において環境教育が重視されてきている一方で、環境教育の方法論を提示する事例集はあっても、参加する生徒の思いや意欲に焦点を当てたものが少ないことに着目。彼らが制作する事例集では、指導経験が少ない教師に向けて、心情面から環境教育の実施を促し、環境教育の魅力を伝えていく制作方針をとることにしたという。

 制作にあたり学生たちは、滋賀、香川、青森の小学校などへ取材に赴き、指導者や生徒にインタビューを行う予定だという。事例集の完成は12月を予定している。
《田崎 恭子》

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