スポーツと勉学の文武両道を…メガロスがプリント学習教室事業

 スポーツクラブの開発・運営を行うメガロスは12月26日、学習塾を運営するガウディアとパートナーシップ契約を結び、小学生をターゲットとしたプリント学習教室事業を2012年の春より開始すると発表した。

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 スポーツクラブの開発・運営を行うメガロスは12月26日、小学生をターゲットとしたプリント学習教室事業を2012年の春に開始すると発表した。

 同社は、首都圏を中心に総合スポーツクラブ「メガロス」を店舗展開する野村不動産グループの企業。テニスやスイミング、体育スクールなど、子ども向けのスクール事業も展開している。

 新事業の展開にあたり、学習塾の運営や教材の開発を行うガウディアとパートナーシップ契約を結んだという。なお、ガウディアは日能研関東と河合塾グループのKJホールディングスによる共同出資会社。

 同社では、メガロスの子ども向けスポーツスクールのコンセプトである「単に技術指導を行うだけではなく、感性・感覚・感情を育む場を提供して、豊かな人間性を育てるサポート」と、ガウディの「自ら考え学ぶ姿勢を作る場」「わかることの意味を知り、わかる喜びを感じられる学習の場」という指導方針の親和性の高さをもとに、「スポーツと勉学の文武両道」を提供していくとしている。

 学習教室は、場所を選ばず、指導レベルを均一に保ちうるプリント教材を主体とした学習塾となる。小学校低学年をメインターゲットし、解法を単純に暗記するのではなく、「考える力」「読み解く力」を養うことをコンセプトに展開していくという。

 2012年の春、東京都小金井市の「メガロス武蔵小金井店」に直営の第一号店を出店予定。既存のスポーツクラブ会員および外部から最大100名の会員獲得を目指すという。指導科目は、国語と算数の2科目でそれぞれ月会費6,000円となる予定。

 同社では、一号店の推移を見つつ、施設面積に余裕がある郊外の大型店舗内において今後の教室展開を図っていくとしている。
《田崎 恭子》

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