「授業が楽しい」と思う児童・生徒の正答率は高い傾向

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平成23年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果について
  • 平成23年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果について
  • 授業が「楽しい・少し楽しい」と答えた割合(小学校5年生経年変化)
  • 授業は楽しいですか(小学校5年生)
  • 授業が「楽しい・少し楽しい」と答えた割合(中学校2年生経年変化)
  • 自分のことを大切な存在だと思っているか
 東京都は1月12日、平成23年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果をホームページで公開した。

 同調査は、「学習指導要領に示されている目標及び内容」の実現状況および「読み解く力に関する内容」の定着状況を把握し、指導方法の改善に結びつけることにより、児童・生徒一人ひとりの「確かな学力」の定着と伸長を目的として、東京都教育委員会が平成23年7月5日に実施したもの。

 調査対象は、都内の公立小学校第5学年児童(実施学校数1,308校、児童数92,103名)と公立中学校第2学年生徒(632校、72,783名)。「学力調査」(国語・社会・算数・理科・中学のみ英語)と「児童・生徒質問紙調査」「学校質問紙調査」により実施。

 小学校における学力の定着状況は、都教育委員会が設定した通過率の-5ポイントより上位にいる児童の割合は、国語は61.5%、社会は51.9%、算数は68.5%、理科は57.1%。中学校における学力の定着状況は、同じく国語は48.4%、社会は51.7%、数学は48.7%、理科は45.4%、英語は56.6%となっている。

 小学校における学習に関する意識調査の結果について、「授業は楽しいですか」という質問に対し「楽しい・少し楽しい」と答えた児童の割合は、国語が81.0%、社会が75.6%、算数が80.6%、理科が89.7%、総合が89.5%となった。前年度と比較してみると、「楽しい」と答えた児童の割合は高くなっている。中でも理科は4.3ポイントと他の教科より上昇したポイントが大きくなっている。平均正答率との関連でみると、すべての教科において授業が「楽しい」と答えた児童の平均正答率は、「楽しくない」と答えた児童の平均正答率よりも高くなっている。

 中学校第2学年において、授業が「楽しい」と答えた生徒の割合は、国語69.0%、社会70.8%、数学66.6%、理科72.0%、英語64.6%、総合73.5%。すべての教科で前年度よりも「楽しい」と答えた割合が増えており、数学は6.5ポイントで上昇したポイントが他の教科よりも高くなっている。

 また、「自分のことを大切な存在だと思っているか」という質問では、「そう思う」と答えた生徒の割合は66.2%であり、前年度の同調査の結果と比較すると2.2ポイント増加している。平均正答率との関連で見ると、自分のことを大切な存在だと思っていると答えた生徒の平均正答率は、「そう思わない」と答えた生徒よりも高くなっている。
《前田 有香》

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