こども環境学会は、復興支援連続シンポジウムを2月5日より岩手県盛岡市、宮城県仙台市など4カ所で開催する。 同学会では、平成23年度社会福祉振興助成事業として「東日本大震災からの復興に際して、次世代を担う子どもたち自らがまちづくりに参加しながら、子どもたちが元気に育つことのできる子どもの視点に立ったまちづくりを実現すること」を目的に、「被災地の自治体などが復興まちづくりの資料として利用できる「子どもが元気に育つ復興まちづくりガイドライン」を作成し、被災地における子どもの視点に立ったまちづくりの推進」する事業を実施している。 この事業の一環として、「子どもの参画による、こどもにやさしいまちの再生をめざして―子どもの成育環境の視点に立った復興のあり方を考える―」をテーマとして、被災地(岩手県、宮城県、福島県)での連続シンポジウムおよび子ども参画のワークショップを開催する。 また3月11日には、一連のシンポジウムの総括として「子どもが元気に育つ復興まちづくりガイドライン」を策定、今後の被災地域への支援のあり方について検討するという。 シンポジウムでは、「こども参画によるこどもにやさしい復興まちづくり」と題した基調講演のほか、パネルディスカッションや復興プラン作品展も行われる。参加費は無料で申込みも不要。◆復興支援連続シンポジウム[プログラム]※各会場共通午後1時 開場午後1時30分 開会のあいさつ午後1時45分 基調講演「こども参画によるこどもにやさしい復興まちづくり」講師予定者:・仙田満氏(放送大学教授、こども環境学会代表理事)・小澤紀美子氏(東海大学教授、こども環境学会会長)2/18(土)不参加・汐見稔幸氏(白梅学園大学学長、こども環境学会副会長)2/12(日)と3/11日(日)に参加予定・木下勇氏(千葉大学教授、こども環境学会理事)午後3時〜5時 パネルディスカッション(参加予定者、順不同、参加者は変更になる場合がある)【盛岡】開催日:2月5日(日)会場:ホテルメトロポリタン盛岡 盛岡市盛岡駅前北通2番27号参加予定者:・小林純子氏(NPOチャイルドラインみやぎ)・佐藤慎也氏(山形大学教授)・天野秀昭氏(大正大学特任教授)・八栁角弥氏(弘前こどもコミュニティぴーぷる)・近藤智春氏(日本ユニセフ協会)・田代光恵氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)・平井節生氏(岩手県復興局副局長)【仙台】開催日:2月12日(日)会場:宮城教育大学2号館 仙台市青葉区荒巻字青葉149参加予定者:・見上一幸氏(宮城教育大学副学長)・佐久間治氏(宮城大学准教授)・石原健也氏(千葉工業大学准教授)・米倉雅真氏(東北文化学園)・天野秀昭氏(大正大学特任教授)・神谷明宏氏(聖徳大学准教授)・定行まり子氏(日本女子大学教授)・水野眞里子氏(日本ユニセフ協会)・津田知子氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)・小林一裕氏(宮城県宮城県子育て支援課)・春日川孝氏(仙台市中央市民センター)・【福島】開催日:2月18日(土)会場:郡山市医療介護病院 郡山市字上亀田1番地の1参加予定者:・大村虔一氏(元宮城大学副学長)・新田新一郎氏(プランニング開代表)・河原啓二氏(姫路市医監兼生活審議監)・早川たかし氏(富山イタズラ村)・菊川穣氏(日本ユニセフ協会)・津田知子氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)・戸田光昭氏(福島県子育て支援課)【東京】3月11日(日)会場:東京大学医学図書館 東京都文京区本郷7-3-1参加予定者:・天野秀昭氏(大正大学特任教授)・石原健也氏(千葉工業大学准教授)・小林純子氏(NPOチャイルドラインみやぎ)・西本由美子氏(ハッピーロードネット)・早水研氏(日本ユニセフ協会専務理事)・清水將之氏(元関西国際大学教授)・津田知子氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)・星野諭氏(コドモ・ワカモノまちing)