放射性物質検査済みの九州産食材を給食用に配達

 佐賀県を拠点にスーパーマーケットを展開するニコーは3月16日、保育園や幼稚園、小学校などを対象に、給食用の食材を配達するサービス「九州育ち」について発表した。

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 佐賀県を拠点にスーパーマーケットを展開するニコーは3月16日、保育園や幼稚園、小学校などを対象に、給食用の食材を配達するサービス「九州育ち」について発表した。

 同サービスは、保育園・幼稚園・小学校・学童保育など、給食を提供する保育・教育団体などを対象とした法人向け宅配サービス。乳幼児・児童を預かる法人を主な対象とし、食品の安全と心情的な安心を実現し、子どもたちの食環境の充実を目指すという。

 同サービスで取り扱う食品は、九州圏内で生産・加工されたものに限定し、仕入れ段階での放射能汚染リスクを最低限に抑えたうえ、外部専門機関による検査を実施。高精度放射性物質検査(定量下限値5Bq/kg以下)により、放射性ヨウ素、セシウムなどの検出値が「不検出」のもののみを納品するとしている。

 取り扱う食材は、野菜・果物・肉などの生鮮品、お米、調味料などの食料品、卵・牛乳などの日配品のほか、お菓子や麦茶など給食で必要となるもの。すべての品目について検査結果や、生産段階、飼料・流通の段階における情報を公開するという。

 サービス対象地域は、福島・群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉・神奈川の各都県。資料請求や問い合せは、ホームページで受け付けている。
《前田 有香》

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