視力1.0未満やぜん息が親世代よりも増加…H23学校保健統計調査

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身長(平均値)
  • 身長(平均値)
  • 身長の平均値の推移
  • 体重(平均値)
  • 体重の平均値の推移
  • 肥満傾向児の出現率
  • 肥満傾向児の出現率の推移
  • 主な疾病・異常等の推移総括表
  • 主な疾病・異常等の世代間比較
 文部科学省は3月23日、「平成23年度 学校保健統計調査(確定値)」の結果概要を取りまとめて公開した。

 同調査は、満5歳から17歳までの児童等の身長・体重などの発育状態や健康状態について調べたもの。通常、各学校で6月末までに実施される健康診断の結果を用いた抽出調査となっている。調査時期は平成23年4月1日〜6月30日。

 17歳の平均身長は男子が170.7センチ、女子は158.0センチ。体重は、17歳男子の平均は63.1キロ、17歳女子の平均は52.8キロだった。

 8歳、11歳、14歳、17歳の男女別の身長の平均値の推移は、平成9年〜13年度あたりをピークに、その後横ばい傾向となっている。体重の平均値の推移は、平成10年〜15年度あたりをピークに、その後は減少傾向が伺える。

 性別・年齢別・身長別標準体重から求めた肥満度が20%以上の「肥満傾向児」の出現は、都市部のほうが相対的に低い傾向がみられる。また、男子は女子に比べ、肥満傾向児の出現率が相対的に高い傾向がみられる。肥満傾向児の出現率の推移は、全体的に減少の傾向があるが、17歳男子については、横ばいないしやや増加傾向がみられる。

 主な疾病・異常等の推移では、ここ5年間で大きな変化はないが、むし歯に関しては改善傾向がみられる。

 主な疾病等を世代間で比較してみると、裸眼視力1.0未満の人は、幼稚園から高等学校までの全ての年齢で、父母世代に比べ子世代が多くなっている。また、むし歯のある人は、祖父母世代に比べて親世代では多くなっていたが、親世代に比べて子世代では減少している。ぜん息のある人は、父母世代に比べ子世代では多くなっている。寄生虫卵を保有する人(小学生)は、祖父母世代に比べ親世代では激減し、子世代ではさらに減少している。
《前田 有香》

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