業界初の「記述式解答自動採点システム」デモサイトが公開

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記述式解答自動採点デモサイト「QAM」β版
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 コンバインは5月7日、学びingが提供する人工知能「Qろいど2」を利用した教育業界初の記述式解答自動採点システム「QAM(Question Auto Marker)」のβ版デモサイトを公開した。

 思考力・判断力・表現力などの育成を重視する新学習指導要領の導入により、国語以外の教科においても主観的な記述式問題の重要性が高まっているという。同システムは、このニーズに対応するeラーニングシステムを目的に、昨年11月に業務提携を結んだコンバインと学びingの両社が開発を行ったもの。

 学びingが開発した「Qろいど」は、「問題自動生成方法、問題自動生成装置」として2011年3月に特許を取得。Ver.2では、本格的な人工知能(AI)テクノロジーを搭載し、文章全体のニュアンス(意味や文脈)に基づいたさまざまな処理がや判断を行うという。両社では、この「Qろいど2」を、教育産業向けにカスタマイズした専用エンジンを組み込み、塾・予備校や教材出版社に向けて提供していくという。

 従来のeラーニングシステムでは、選択式や単語解答などに限定された回答方式という制約の中でコンテンツを作成する必要があったが、「QAM」を用いることで記述式による主観問題の作成や配信も可能となり、幅広い単元を扱うことができ、Web学習の質の向上も期待できるという。

 デモサイトでは、平成18年から23年までの埼玉県、佐賀県、奈良県などの公立高校の入試問題から、国語、英語(英訳・和訳)、理科(化学・物理)、社会(歴史・地理)の記述式問題のサンプルを公開。人工知能による自動採点や、簡易添削を体験することができるようになっている。

 コンバインでは、この記述式解答自動採点システムを含む「教材DB・自動組版システム」「デジタル採点システム」に加え、「LMS・e-Learningシステム」を連携させ、教材制作からテスト、デジタル採点、e-Learning配信までを一貫して提供するワンストップソリューションとして教育産業向けに提供していくとしている。
《田崎 恭子》

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