明日6/6に迫った金星の太陽面通過…7〜14時の気になる天気は?

 気になる、太陽面通過が始まる朝7時から終了の14時ごろ(東京で7時11分〜13時47分)までの天気だが、ウェザーニュースによると西日本は広い範囲で夏の暑さとなり絶好の観測チャンスになりそうだ。

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金星の太陽面通過「見えるかなマップ」
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 いよいよ明日6月6日に迫った金星の太陽面通過。天文ショーが目白押しの今年にあって、特に珍しい天体現象である金星の太陽面通過(日面経過・日面通過とも)は、日本で初観測が行われた1874年12月9日のあと、1882年12月6日、2004年6月8日、そして今回の2012年6月6日と続く。次回の2117年12月11日も日本でも観測できるようだが、それは105年後だ。

 気になる、太陽面通過が始まる朝7時から終了の14時ごろ(東京で7時11分〜13時47分)までの天気だが、ウェザーニューズによると西日本は広い範囲で夏の暑さとなり絶好の観測チャンスになりそうだ。台風3号の影響で雨模様となる関東地方と、北海道、東北の一部では観測が難しそうな地域もあるが、広い範囲で「見える時間あり」と予測されている。

 金環日食では、朝から雨が降った地域でも、雲の切れ間から観測できたケースもある。金星の太陽面通過は通過時間が6時間半以上と長いことから、好天に恵まれない地域でも、雲の切れ間を探して、空を見上げてみてはいかがだろうか。

 なお金星の太陽面通過についても、皆既日食同様、直視は危険なので、必ず「日食観察グラス」(「しゃ光板」「太陽めがね」「日食グラス」)を用い、安全に注意して観測していただきたい。

 ウェザーニューズでは、全国3か所から金星の太陽面通過の状況を中継する。スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」やパソコン、テレビ(BS 910Ch)で視聴できる。なお、番組では、感動や喜びを楽しめるチャットを提供するほか、利用者から寄せられた写真・コメントなどを紹介するという。
《田村麻里子》

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